概要
皮膚病は、「誰でも見たり触ったりできるもの」ですが、「生まれたときからお年寄りまで」多種多様できわめて多いものです。湿疹・皮膚炎、細菌・真菌あるいはウイルスの皮膚感染症、生まれつきの母斑(ぼはん)、良性あるいは悪性の皮膚腫瘍、皮膚の損傷や熱傷・火傷、毛や爪の疾患、あるいは自己免疫病や内臓疾患による皮膚症状など様々です。
まずは「皮膚病変がどのようなものか」という診断が最も重要で、それに基づいて治療やケアが決まります。そのためには第一に専門の皮膚科医の診察が必要ですが、残念ながら小千谷地域では皮膚科専門医の開業医院はありません。
当科では、地域のそのような皮膚科事情を踏まえて、皮膚科部長1名(皮膚科専門医)とともに、新潟大学病院皮膚科から専門の皮膚科医を派遣していただき、外来診療を行っています。
地域の事情や総合病院であることから、外来は非常に混雑していますが、診察や初期検査をして、さらに精密検査や入院、あるいは大きな手術を必要とする場合、複数の皮膚科専門医が常勤して入院も可能な新潟大学病院、長岡中央病院、魚沼基幹病院や長岡赤十字病院などの皮膚科と連携しています。
重症な熱傷・火傷は救命救急が第一で緊急を要しますので、高度医療へ繋げます。

非常勤医師 伊藤 雅章

大学医師

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